観光ブランドの教科書を読んでイキってるはなし
無沙汰してます、先日行きつけの美容院でいつもの美容師さんと指名間違えて違う人を指名し、少し気まずくなってしまったなべです。
今回はまた本を読んだのでなるほどなと思ったところを自分なりにまとめてアウトプットしてみたいと思いまーす。
今回読んだのがこちら「観光ブランドの教科書」です。
僕は自治体と一緒にお仕事をすることがあるのですが仕事のお話以外でも、何か共通言語が欲しいなと思いまして今回このような本を読んでみました。
(埼玉ってぶっちゃけ観光だと秩父ぐらいしか浮かばず、この局面って改善できないないのかなーとか思いつつ読んでみました)
はじめにこの本の概要を説明すると
観光に必要なのはブランドであり、ブランドという名の地域に人を呼ぶ引力が必要である。
ブランドとは何か、引力はどうやって生み出すのか
を様々な切り口からデータや事例を用いながら14章に分けて説明してくれてます。
教科書って書いてあるくらいで旅行とか別にそんなしない僕でもわかりやすく、すらすら読めました。
■そもそもなぜそんなにブランドにこだわるのか?
○観光というのはモノのように消費者に移動して提
供できないので、より惹きつける引力(ブランド)が
必要だから。
○観光客から行こう、行きたいと思わせるのが引力
■引力ってどうやってうみだすの?
○地域資源の掛け算(農業×工業×商業×サービス業…)
■観光の最終地点は引力によるリピーターを増やし
地域が元気になり住む人、観光客が幸せになる事
○観光客の受け入れ数のみにこだわるのは得策でな
く人々の幸福に結びつかない可能性がある。その
為にリピート客、量ではなく客の質にこだわる必
要がある。
と言う所までがざっくりとしたながれ。
2章以降では、人は観光に何を求めているかに対して焦点を当てて考えていきます。
消費者1000人の調査によると観光には癒し、くつろぎ、リラックス、非日常を求める声がランクインするそうです。つまり消費者は見る観光から感じる観光(リラックス、おいしい、楽しい)へシフトしているとか、、、(見る観光も見た後に何かしら感じると思うので、感じる観光に少し被ってる気もしますが笑)
ただ、先ほども述べた通りリピート客を獲得するためには感じる観光の方がリピート客の獲得につながることも事実です(1度体験したからいいやとはならない。見る観光は一度見たらもういいかなとなってしまう側面がある。)
■感じる観光で選ばれる為には?
○明確なイメージができる地域であること
→北海道だったら海の幸、京都だったら和、歴史などイメージがないと選ばれない(埼玉って言われてもパッとイメージがでてこない)
つまり、独自のイメージが消費者の心の中に存在しそれが消費者にとって魅力があることないといけない。
そうだ、○○行こう(JRのポスターみたいに)でイメージできたら、ブランド化できてるという尺度らしいです。笑
■明確なブランドのイメージを生み出す為には?
○多くの情報を載せすぎないこと
→色々な情報の足し算ポスターよりも1つの景色のポスターの方が人間には刺さる
(脳が瞬時に把握できる情報は3つまで)
(JRのポスターは一つの景色に言葉というケースが多い)
○何か1つ他の地域にはないもので尖る事
→強みを伸ばす
→前例がないからこそやる
とまぁここまでつらつら書いてきたのですが、
要するに観光客が簡単にイメージできるブランドを作りましょうと言うところがこの本の落としどころだと私は勝手に思っています笑
まぁブランド化という点は観光に限らず自分自身にも生かせるところがいくつかあったと思うので、
観光だけでなく自分自身のブランディングもこれから少しずつ意識しながら生活していきたいですね!
ではまたの投稿で!